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視線誘導で差をつける売れる広告づくり

広告全般で言える
「お客様の視線誘導で差をつける売れる広告づくり」

今日のテーマは、
視線誘導についてお話したいと思います。


あなたが普段の生活の中で、当たり前に目にしているモノの中には
意図的に視線誘導させらている事がございます。

また、その誘導によってあなたは【注意】【予測】【行動】
必ず起こされているのです

確かにその誘導はルール上、常識として認識されているから、
誰もそれが視線誘導させられているとは、思っていないはずです。

わたしもこの事を知るまでは、
まったくとして意識した事は有りませんでした。

また、広告に関わらせてはや10年にもなりますが、
上司、先輩方から誰一人この事を教えていただいた
事はありませんでした。

なぜなら、単純に当たり前の事だからです。


誰も「なぜ?」と理由を追及する事はありません。


私は、この事をどうやって知ったのか?
何も学校に行った訳でもありません。
本を読んだわけでもありません。

それは、テレビで放送されていた番組を
たまたま見ただけなんです。

それからは、テレビを見る度に、
あ!これは視線誘導していると
気付く事ができるようになりました。

今では、その視線誘導を意図的に自分がつくる広告に活用しています。


ここで答えをいうと、「なぁんだそんな事か!」
がっかりするかもしれません。


先ほども言いましたが、
「既に当たり前の事」「常識」な事ですので、
何も珍しモノではありません。

ただ、
これで視線誘導できるという事を
「知る」「知らない」とでは、
あなたの今後の広告づくりが大きく変わるはずです。



では、あなたが車を運転している時を思い出して下さい。

そしてあなたは、ブレーキを踏む時の状況を
より鮮明に描いてみてください。
もちろん普通に運転している時の事です。

あなたは、なぜ? ブレーキを踏んだのか?
あなたは、いつ? ブレーキを踏もうと思ったのか?

1.「前の車が止まろうとしているから」
2.「信号が変ったから」
3.「この先が急カーブだから速度を落とす為に」


こんなかんじでしょうか?

では、この状況で、共通して出てくるワードが隠されています。

それは、




「赤」です。


(1)なら、前の車のテールランプが「赤」く光ったから
車は「速度を落とす」「止まる」と予測できるから
あなたもぶつからない為にブレーキを踏みます。

(2)なら、信号が「赤」に変わったから止まる為にブレーキを踏みます。

(3)なら、この先急カーブだと、矢印もしくは、警告文字が「赤」
表示されているのを見て、危険だと予測したからブレーキを踏みます。

人はどんなにいろいろなモノを見ていても、
必ず「赤」に視線をやる習性があります。

この習性を利用して、
道路上では、「命に関わる危険な状況を回避する為の行動」を促す表示に
「赤」を使われています。

一見「目立つから」という考えが、常識的なために、
これが視線誘導されている事に気付いていないのです。


その他いろいろな所で、重要な事に対して、「赤」が使われておりますので、
是非、探してみてください。


今日はここまでです。
あなたにとって何かのヒントになれば幸です。

また、お会いしましょう。





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作成日:2010年04月30日