人が辞める原因とはどんなに採用に力をいれても、いくら教育に力をいれても原因をつきとめて、 その原因に合った治療を行わなければ同じことを繰り返しになります。 例えばお腹が痛いと言っている人が居たとしますね。 この場合、痛みを止めるためのクスリを単純に飲んでもそれは 表面的なものでしかありません。 実は、「風邪」でお腹が痛いのかもしれませんし、 もしかしたら全く違う「病気」なのかもしれません。 原因によって処置が変わってくるのです。 【やめていく原因】=【バケツの穴が何かを知る事】 それによって穴を補修するしかないのです! しかも応急処置ではなく、 完全にその穴をふさがないと同じことの繰り返しになります。 入社して、1年半で約2人に1人は辞めていく!ある人材派遣会社が調べた結果、 入社して1年半で辞めていく人が、約2人1人だと調べによって解ったそうです。 だから、 入社して1年くらいで辞めていく事をあらかじめ、理解し、先手を打っておくことが大切なのです。 また、 給料ひと月20万として、採用のための求人広告費を30万とすれば、 (給料20万×1年半)+求人広告費30万=390万。 交通費や保険を含めれば軽く400万を超えます。 400万ですよ。たった1年半で! この400万という投資は十分に回収できた・・・と言えるのでしょうか? しかも、これは一人当りの金額です。 二人いれば800万、三人いれば1200万・・・ あまりにも大きすぎる金額です。 やめる原因を放置しておけば、 自動的に人が辞めていく 絶対という言葉は使いたくないのですが・・・ ほぼ100%の確率で起こりえます。 その原因の元とは何か?唐突ですが、社員が辞めていく原因は仕事の内容ではなく、 経営者にある事が少なくありません。 例えば、 「経営者の方針が定まらない」←優柔不断 「尊敬できない」←力量不足 「ついていけない」←いいかげん、他人任せ 「解って貰えない」←自己中心的 など 入社してすぐは、仕事を覚えるのに必死ですが、 1年も経てば余裕が出てきます。 会社のあり方や経営者の思いに耳を傾けるようになるでしょう。 そうすると、自分とのギャップに気付き、会社に対して意見を出すようになります。 しかし、 会社は社員の意見を聞き入れようとしない、 もしくは否定、批判して自分の考えだけを通そうとし始める。 すると、社員は「我慢」をしだし、「ストレス」を抱えるようになり、 それらの「不満」の結果、退職してしまいます。 こうして退職した社員に対して、 経営者は「最近の子は続かないなぁ」と愚痴をこぼしています。 しかし、 本当の原因は、 「最近の子は続かない」のではなく、 |
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